マガジンスタンドの誕生 — CSS タイポグラフィで作る編集ビジュアルシステム
マガジンスタンドの誕生
キャラクターフォーカスのギャラリーを、「NTM Editorial Visual System」と呼ぶ編集ビジュアルの仕組みで作り替えた。目指したのは、雑誌が並ぶ売り場(マガジンスタンド)のようなポータルだ。
実装:静止画ギャラリーの先へ
よくある「AI イラストのギャラリー」から抜け出すことが目的だった。上質なメディアでは、画像はただ置かれているのではなく、それ自体が何かを伝えている。生成した画像素材の上に CSS ベースのタイポグラフィを重ねることで、次の3点を満たす「マガジンスタンド」の見た目を実現した。
- 軽い: 文字を焼き込んだ重い画像ではなく、軽量な CSS オーバーレイで表現する
- 動く: ホバーとスケールに反応する「踊るタイポグラフィ」
- 機能する: 各表紙が NT Media の深掘り記事への導線(バックリンク)を兼ねる
「踊る」ロジック
日本の週刊誌の勢いを再現するため、行儀のよいデジタルグリッドから離れた。
- 縦組みのインパクト: 速報系のサイドバーに
writing-mode: vertical-rlを使い、視線を引く - 微傾斜: 見出しを
-1deg傾けて、動きと存在感を出す - キャラクターアクセント: キャラごとに固有色(aiko はアンバー、sa-tan は赤)を割り当て、キャラクターの同一性を UI 側でも統一する
構想:実装ポータルとして
このシステムは「Character Focus」シリーズの公式ショーケースになる。スタジオの基本姿勢——「Implementation First, Talk Later.」(まず実装、語るのは後)——の実践でもある。AI 自動化を語るだけでなく、その出力を最大限の水準で見せる仕組みまで作る。
「エネルギーのないメッセージはただのデータ。舞台のないキャラクターはただのアセット。」
マガジンスタンドは公開済み。自動化された編集デザインの現在地として、これを起点に育てていく。
追記(2026-07-19): 立ち上げ期に英語で書いていた記事を、内容そのままに日本語へ改稿した。